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認知症サポーター養成率 熊本県が15年連続日本一(2024/05/09) (2024/05/09)
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昨年9月に山田小学校で行われた養成講座
 熊本県は先月30日、認知症の人やその家族を温かく見守る地域の応援者「認知症サポーター」の養成者数が3月31日時点で累計43万人を突破し、人口比で15年連続の日本一を達成したと発表した。
 昨年度の県全体の養成者数は2万3278人で、平成20年8月以降の累計養成者数は43万5903人、人口比率は25.082%。県内45市町村別の人口比率では山江村が53.724%と、前年に続き県内で1位に輝いた。
 同サポーターは認知症を正しく理解し、当事者や家族を温かく見守る支援者。認知症の人への接し方や理解を広める活動など、全ての人に優しい社会を目指し、全国的に養成講座が行われている。
 養成率の全国平均は11.506%で上位5県の順位は前年度と変わらず、2位が福井県で21.377%、3位は鳥取県で20.862%、4位は滋賀県で18.955%、5位は岩手県の18.202%。
 熊本県は今後も子どもや学生に重点を置いた養成と併せ、サポーターになった人たちの各地域での活動の推進にも積極的に取り組んでいくとしている。

●地域サロンや学校で養成
 山江村は「認知症について正しく伝え、理解を広げ、みんなに優しい村にしたい」と地域包括支援センターが主体となり、地域サロンや小中学校などで養成講座を開いている。
 山田小学校は4年生を対象に、昨年度は児童と教員の計29人、万江小学校は4年生から6年生までの児童と教員で計20人、山江中学校は3年生を対象に、生徒と教員の計50人が受講し、同村オリジナルのキッズサポーターカードを受け取った。
 「小学校は総合的な学習の時間で福祉について学ぶほか、以前は高齢者福祉施設との交流学習もあり、新型コロナウイルス禍で訪問がなくなってからも講座は学校の理解と熱意で続けることができました」と村坂智子地域包括支援センター長。
 また、地域サロンではすでに受講した住民もステップアップ講座で学び、令和3年度には人吉球磨で初めて、県が認定するアクティブチーム「チームまるおか」が誕生した。
 同チームの認知症アクティブサポーターたちは認知症カフェや各地区の公民館で開かれるサロン活動などをサポートし、他にも地区でオレンジカフェを始める地域など、サポーターたちの学びが各方面で生かされている。
 村坂センター長は「行政だけではできることが限られますが、地域の皆さんの積極的な活動が優しい地域づくりにつながっています」と感謝。「今後も正しい知識を伝えることを第一に、支援の輪が広がるよう継続に努めたい」と話していた。
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